仙台育英の主戦左腕長谷川は勝負どころの終盤に制球を乱し、福井工大福井に屈した。168球の力投が実らず「チームを勝たせられなかった。自分の力不足」と肩を落とした。

 2-0の四回2死一塁で相手の主砲山岸に直球を左翼席に運ばれ、同点とされた。「直球を狙われている」と感じた捕手渡部は変化球中心の組み立てに切り替えた。武器は鋭く落ちるスプリットボール。六回の2死三塁のピンチでは狙い通り、山岸を変化球だけで見逃し三振に仕留めた。

 しかし、変化球に頼ったことが裏目に出た。4-2の八回2死満塁で島谷に甘く入った縦のスライダーを捉えられ、同点の2点左前打に。九回1死三塁では摺石へのスプリットボー...    
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