「サッカーボール、テニ球、シャトル各20分」。選手たちが屋内練習を行う体育館下のスペースに立てかけられたホワイトボード。書かれていた練習メニューには、野球とは無縁のような文字が並ぶ。

 いずれも打撃練習の内容。サッカーボールは、威力のある球でも手首で押し返す力を身につけるために打つ。柔らかいテニスボールは、周囲への安全を考慮して。動きが不規則なバドミントンのシャトルは、変化球への対応を鍛えるためだ。

 ただでさえ狭いグラウンドをサッカー部など他の部と共用している。普段はフリー打撃や外野ノック、内外野の守備連係の練習はできない。雨天時は、屋内のテニスコート半分ほどのスペースか約五十メ...    
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