静岡の左腕池谷の直球がうなりを上げた。最速137キロと昨秋には及ばなかったが、7回79球で6安打1失点9奪三振。変化球も低めに決まって、相手のバットに空を切らせた。「一定のリズムでバランス良く投げられた」。甲子園初勝利を淡々と受け止めた。

 初回に1点を許したが動じなかった。「すぐに切り替えて、力まずできた」。威力のある直球を中心に組み立て、「昨秋より精度が上がった」というスライダーで打者の狙いをかわした。打席でも3安打とフル回転。「楽しかった」と聖地で躍動した。

 自己採点は「60点」と満足の域には達していない。昨年末に腰に違和感を覚え、無理な投げ込みを避けた。調整が遅れ、紅白戦...    
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