二十二日の選抜高校野球大会で、東海大市原望洋(千葉)に競り勝った滋賀学園。延長十四回を制した勝因の一つに、大会屈指の相手右腕に218球も投げさせたことがある。滋賀ナインは初球から果敢に振ったのに、なぜ球数を稼げたのか。

 先発した望洋の金久保優斗投手(三年)は「冬に一番成長したのは制球力」と自信を見せていが、試合では9個も四死球を与えた。192球を投げた滋賀の棚原孝太投手(三年)より5個も多い。球数の多さからか、特に十四回、制球を乱し、無死から2連続四球。滋賀の勝ち越しの4得点につながった。

 滋賀打線は初めから四球を狙っていたわけではない。むしろ果敢にバットを振り、初球のストライ...    
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