兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれている第89回選抜高校野球大会3日目の二十二日、東海大市原望洋(市原市)は滋賀学園(滋賀)に2-6で敗れ、甲子園初勝利に一歩及ばなかった。一塁側スタンドでは生徒や保護者ら多くの関係者が熱い声援を送り、息詰まる投手戦を後押ししたが、延長十四回、滋賀学園が一挙4点を加え突き放された。望洋の選手らは「夏にもう一度戻ってくる」と誓った。

 (山口登史、猪飼なつみ) 延長十四回裏、最後の打者が投ゴロで倒れると、スクールカラーの青色のジャンパーやメガホンで埋め尽くされた一塁側アルプススタンドからは、ため息がもれた。しかし、すぐに選手らをたたえる温かい拍手が鳴り...    
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