最も活躍を見せたかった人は天国から拍手を送ってくれたはずだ。23日に行われた選抜高校野球大会1回戦で大勝した作新学院高。5番打者として2安打2打点をマークし勝利に貢献した相原光星(あいはらこうせい)右翼手(17)は、校歌を歌いながら中学2年の7月に亡くなった母・美穂子(みほこ)さん(享年49歳)に心の中で勝利を報告した。「(母に)良い姿を見せられた」。

 美穂子さんは中学時代、ソフトボール部で投手。野球が大好きな母だった。

 しかしそんな一家に悲劇が訪れた。美穂子さんは37歳のときに乳がんが見つかり、左乳房を摘出する手術を受けていた。その後は通常の生活を送れていたが、手術から約5年...    
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