高々と帽子を放り上げる選手たちの姿を見ながら「ちょっと、ぐっときましたね。きょうだけは喜んでもええでしょ」。昨秋の近畿大会で準優勝。7年ぶりの春をつかんだ実感を穏やかにかみしめた。

 夏は2014年に初出場したが、春は岡本健投手(現ソフトバンク)らを擁して出場した10年を最後に、近づいては遠ざかった。秋の近畿大会で3度続けて初戦敗退。特に2年前は兵庫勢が33年ぶりにセンバツ出場ゼロとなった。「そのときの県1位校。悔しさはずっとあった」。もう負けられない-。指揮官が初戦に懸ける思いを、ナインはがっちりと受け止めた。

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