昨秋、勝負どころのしぶとい打撃と積極走塁で存在感を示した静岡の前田優太中堅手。167センチと小柄だが、野球用具メーカーが実施する身体能力測定の総筋力値でチーム2位という強固な肉体の持ち主だ。栗林俊輔監督は「こつこつ努力する、冬が得意なタイプ」と評する。

 冬を越すと選手の体つきは一変する。12月から2月まで約3カ月間、取り組む筋力、体幹トレーニングの成果だ。シーズン中は1週間に1度だが、オフは4度に増える。むやみに重量を増やすのではない。あくまでも野球という競技特性を踏まえ、強さと柔軟性を備えた体づくりだ。

 肩甲骨、股関節周辺を中心に筋力を鍛え、体幹の安定性と可動性、連動性を高め...    
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