太平洋戦争末期の沖縄県警察部長で、同県民の救済に尽力した宇都宮市出身の荒井退造(あらいたいぞう)(1900~45年)。その母校、宇都宮高の野球部は年明けの1月7日、学校と退造の生家(同市上籠谷町)の間をランニングで往復する。11月、退造の生家に顕彰碑が建ったこともあり、大先輩への敬意を示そうと、新春の練習初めを兼ねて毎年続けたい考え。部員らは「自分たち後輩には戦争の記憶と平和への願いを引き継ぐ使命がある」との思いを強くしている。

 戦後70年の2015年から、同校でも退造顕彰の機運が高まった。特に野球部は今年3月、同校同窓会が制作した沖縄県高校野球新人大会用の新トロフィー「荒井杯...    
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