第137回北信越地区高校野球福井県大会は27日、福井市の県営球場で決勝戦が行われ、福井商業が坂井を破り、18季ぶり37度目の優勝を飾った。

 ここで負けるわけにはいかなかった。涙をのんだ今夏に続く2度目の決勝のマウンド。「目の前で優勝を逃した悔しさを忘れていない」。あの夏の雪辱を果たすかのように、福井商業のエース石本太一は圧巻の完封劇で9年ぶりの秋制覇に導いた。

 力みのないフォームから投げ込む直球は打者の手元で伸びた。切れ味鋭いスライダーとのコンビネーションで内野ゴロを量産。「テンポがよくて守りやすかった」と二塁手名下涼人を筆頭に好守も光り、守備からリズムをつくった。

 得点圏に4...    
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