龍谷の「10番」を背負う松尾亮汰は、PKを失敗し、顔を両手で覆ってピッチに倒れ込んだ。「1番最初にPKを外してしまって、今までの人生の中で一番悔しい」。涙を拭うエースの肩を、GKの又吉春太ら仲間が支えた。

 大雨で水浸しになったグラウンド。ボールが転がらず、ドリブルや短いパス回しなど、得意の攻撃スタイルは封じられた。それでも前線から積極的にプレスをかけ、ショートカウンターで好機を狙った。守備ではGK又吉が1対1の場面で好セーブを連発し、両者一歩も引かない試合を展開した。

 後半15分、途中で入ったFW又吉耕太のクロスが、そのままゴールネットを揺らし先制。初めての...    
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