新型コロナウイルスの影響で、スポーツ大会の中止決定が相次いでいる。県内の高校、中学校の運動部活動などで練習を重ねてきた多くの3年生は集大成の舞台が失われてしまった。それでもなお競技を愛し、悔しい思いや現実と向き合う選手たちの姿を追う。

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 由利工高の原野剣太郎は県内でカヌー・スプリントに取り組む唯一の高校3年生だ。目標だった全国高校総体(インターハイ)が中止となった今も、由利本荘市のボートプラザアクアパルを拠点にトレーニングを重ね、肉体を追い込んでいる。

 原野は県内では珍しいカナディアン(パドルの片方にブレー...    
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