最初の出番は21―22の第1セット終盤だった。慶応のピンチサーバー山田は呼吸を整え、渾身(こんしん)のジャンプサーブで敵陣を崩した。

 「少しでも(島田)航希の力になれたらとサーブを磨いてきた」。納得いくサーブかと問われれば悔いもある。「もっと練習していれば良かったと思うし、もっとうまくなれたと思う」

 4人しかいない最上級生。チームを引っ張る主将が島田なら、たった一人コートに立つ大黒柱を支えてきたのが残る同期の3人だった。

 山田自身、複雑な思いはあったと明かす。新チーム結成当初からセンターに入っていたが、春高県予選か...    
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