玉竜旗高校剣道大会男子最終日の29日。福岡大大濠の先鋒、西口知成選手(3年)は強豪ひしめく準々決勝と準決勝で堂々の10人抜きを果たし、会場を沸かせた。決勝で敗れるまで、その姿をプロとして冷静に、でも父として優しげにファインダー越しに見つめるまなざしがあった。

 専門誌「月刊剣道時代」の専属カメラマンを務める邦彦さん(51)=横浜市。学生や社会人の全国大会が主戦場だ。幼稚園児だった長男の知成選手を道場に連れて行き、剣士への道を開いた。「写真を撮ってほしかったら勝ち上がれ」。ハッパを掛けられた息子は小6の大会で日本一メンバーに。強くなるために都内の中学に通い、動画で見た福岡大大...    
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