アンカー勝負にもつれ込んだ男子は、鮮やかな逆転劇で決着した。最終7区(5キロ)の3キロ地点。浜松日体の上杉が浜松商の沢木を一気に抜き去った。3区終了時の55秒差をはね返し、反対に44秒差をつけてフィニッシュ。6年前に県V3、全国7位入賞した名門が輝きを取り戻した。

 6秒差でたすきを受けた上杉はすぐさま沢木を捉え2キロ以上並走した。1500メートルで全国総体に出場したスピードランナーは「スパート勝負には自信があった」。相手の呼吸が荒いと見るや、果敢に仕掛けた。勉強に集中するため、引退を決めて臨んだ昨年は1区8位とブレーキ。「このままでは終われない」と1年間を駅伝に懸け、区間新の快...    
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