つくば市の茗渓学園が全国高校軟式野球選手権大会(決勝は八月二十九日)で準優勝した。弱小の同好会から発展して創部十九年目の快進撃に、松村利之監督は「ここまで来るなんて想像できなかった」と感慨に浸った。

 松村監督は早実(東京)の硬式野球部の出身で、甲子園を沸かせた荒木大輔氏の一学年先輩にあたる。一九八六年、茗渓学園に着任後すぐに同好会の監督に就任した。「最初は硬式をやりたかった。軟式は全然分からなかった」と言う。

 同校はラグビー部が全国大会常連。当時は野球のグラウンドが無く、膝まで雑草が伸びた空き地で白球を追い、ラグビー場の隅で新聞紙を丸めた球を打った。予算もないため、身銭を切って...    
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