「日本一になることに興味はないか」。平中亮太監督(36)の言葉で中京学院大付属中京高軟式野球部への入学を決めた佐伯奨哉選手(17)。名門の2年生エースとして挑んだ第62回全国高校軟式野球選手権決勝の29日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で同校を3年ぶり8度目の優勝に導いた。岐阜県大会からスコアボードに並べた「ゼロ」は70。今季の公式戦は登板全95回無失点という驚異的な数字。日本一の指導者の下で才能を開花させた下呂の少年は今夏、全国の舞台で“怪物”になった。

 今でこそ最速143キロの直球が注目されるが、中学では「スライダーなどでかわす投手だった」と平中監督。それでも、中学3年で1...    
<記事全文を読む>