ナイター照明に照らされた人工芝グラウンドの端に、ユニホーム姿の選手が5人。16日の全国大会まで2週間を切っていても、まだ全員はそろわない。川崎市立川崎高校(川崎区)定時制の軟式野球部顧問、高橋正太郎教諭(31)が一人でノックバットを振り続け、時に打撃投手にもなる。「はい、もういっちょ!」。明るい声で励ましながら、夏休み中は午後6時から8時ごろまで約2時間練習する。

 同部には1~4年生の選手12人、女子マネジャー2人が所属する。サッカー部などと掛け持ちしている選手もいるため、試合が重なると出られない。高橋教諭は「どこの定時制高校も、野球ができる人数を集めるのが大変。県予選でも試合...    
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