大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居で26日に開幕した全国高校陸上選抜大会で、会場で置引被害に遭って出場できなくなった女子選手が、主催者の計らいで特別予選に出場、ただ1人でトラックを疾走する一幕があった。

 女子300メートル障害にエントリーした兵庫県立長田高3年の和三はるか選手(18)。選手の招集時間が近づいた午前9時40分ごろ、会場で試合用のユニホームやスパイクが入ったバッグを盗まれたことに気がついた。「少し目を離しただけだったのに。頭が真っ白になった」。試合に必要なゼッケンなどをそろえられず、いったん棄権となった。

 その後、財布を抜き取られたかばんが競技場裏手の茂みに捨て...    
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