ラスト100メートルで意地を見せた。陸上男子3000メートル障害決勝。西方(浜松商)は最後の直線で3人を抜いて4位に食い込んだ。昨年の5位から順位を上げた。粘り強い走りは1年間の成長をうかがわせた。

 外国人選手2人に続く日本人トップを狙った。レース前、決勝に立てなかったチームメートの戸塚と沢木が、両腕にマジックで「全国制覇」「浜商魂」と書いてくれた。「楽しんで走れ。おまえならできる」。熱いエールが士気を高めた。

 日本人トップは3位集団での争いになった。誤算は最後の2周に入った時。他選手のスパートに西方は迷った。「ついていくと体力がもたないかもしれない」とそのまま離された。だが諦...    
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