大将素根輝(あきら)選手(2年)の勝利への執念が、南筑(福岡)女子に初の大旗をもたらした。23日の金鷲旗高校柔道大会の決勝で、4人を抜かれて訪れた出番。強豪相手に引き分けも許されない状況で、見事に決勝で初となる5人抜きの奇跡を起こした。全国屈指の有名校からの誘いを断って地元公立校を選び、兄とトレーニングを積んできた。スタンドに駆け付けた家族も涙で「万歳」を繰り返した。

 今春の全日本選抜体重別選手権78キロ超級を制した実力者。だが、金鷲旗決勝で出番が回ってきたとき、会場は「勝負あった」のムードだった。そこから先鋒、次鋒をなぎ倒し、会場の雰囲気は一変。最後は「まさか」を実現した。「...    
<記事全文を読む>