「やっと夢がかなった」。陸上女子100メートルで全国の頂点に立った児玉芽生(雄城台3年)は喜びをかみしめた。全国のスプリンターと競った決勝は「60メートルを過ぎたところで勝利を確信した」という会心のレース。「3年間、このためにやってきた」と努力の日々を振り返り、表彰台ではとびきりの笑顔を見せた。

 小、中学生時に全国優勝の経験があり、「インターハイでも優勝したい」と考えていた。高校入学後もメキメキと力をつけ、昨夏、北九州大会を突破し、最初のチャンスを手にした。だが左足親指を骨折し、棄権せざるを得なかった。

 半年間、走ることはできなかった。それでも前向きにトレーニングに打ち込んだ。...    
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