栃木県那須町で登山講習中の高校生ら8人が死亡した雪崩事故を受け、東北の高校登山部は今春、例年以上に安全性を強調しながら部員の勧誘に取り組んだ。部活動はこれからがシーズン本番。指導者の多くは「リスクを見極めた上で山の楽しさを伝えたい」と話す。

 仙台三桜高ワンダーフォーゲル部は、全国高校総体(インターハイ)常連の強豪校。毎年15人前後の新入生が加入するが、今年は10人にとどまった。

 部は「雪山には登らない」と説明して新入部員を勧誘した。部長の判沢範香さん(17)は「山はリスクもあるが学ぶことも多い。順位を競うのでなく、安全登山を身に付けるのが部活動」と強調した。

 今春加入した1年の...    
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