【福岡市で運動部・石田幸恵】遠く離れても、親子二人三脚で「世界」の夢を追う。福岡市の博多の森テニス競技場で26日行われた第39回全国高校選抜テニス大会の男子シングルスで2連覇した矢巾町出身の菊地裕太選手(兵庫・相生学院2年)は、「背中を押してくれた家族にテニスで恩返ししたい」と感謝の気持ちを込めた。

 重圧の中で2連覇を遂げ、沸き立つ応援席にガッツポーズで応えた。応援席には、矢巾町から駆け付けた母瑞恵さん(52)の姿。「本当にうれしい。それしかない」。かすかに涙を浮かべ、大きく成長した息子に温かなまなざしを送った。

 中学校3年で出場した大会で相生学院テニス部の荒井貴美人監督に見い...    
<記事全文を読む>