たとえ何点差になろうと、MF大塚諒主将は諦めるつもりはなかった。「スタンドで応援してくれている人たちのためにも走り続ける」。後半31分には身長164センチの体を懸命に伸ばして左クロスをヘディングシュート。手をたたいてチームを鼓舞し、最後まで戦う姿勢を貫いた。  1年生の時に憧れた3年生になれたのかは分からない。ただ、2年生のDF渡辺泰基は「優しくて付いていきたいと思った」。決勝戦後はピッチに倒れ込んだ後輩に手を差し伸べ、整列した仲間一人一人に感謝の言葉を伝えた。名だたる歴代の先輩たちに勝るとも劣らない、優しき主将を務めてみせた。

...    
<記事全文を読む>