県民の夢を乗せた佐野日大高の快進撃が、試合終了の笛とともに終わりを告げた。イレブンを率いた海老沼秀樹(えびぬまひでき)監督(46)は、柔らかい笑みを浮かべながら涙を流す選手たちを一人ずつ出迎えた。

 佐野日大高時代にセンターバックとして活躍し、日本代表にも選出された逸材。順大を経て、2002年に母校の監督に就任すると1年目から2年連続で全国選手権出場を果たした。一時指導を離れた時期もあったが、監督復帰2年目の今季、歴史を塗り替えた。

 チームにとっても自身にとっても、ここまで至る道のりは平たんなものではなかった。

 現チームになってから2大会連続で県大会優勝を逃し、昨年6月の全国高校...    
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