佐賀東を初の冬16強に導いたのは、2年生FWの左足だった。鵬学園(石川)から2ゴールを奪った中里知己。殊勲のヒーローは「自分でもびっくり。監督に『お前の仕事は限られている(点を取ること)』と言われていたので、点を取れてうれしい」とはにかんだ。

 前半、守勢の中でも味方からパスが来ると信じ、相手DFの背後を突くなど前線で動き回った。「足がつりかけた」ほどだったが、ベンチから「点を取ってこい」と声を掛けられ、発奮した。

 後半7分。「(井手)威丸さんがいい感じで落としてくれた」と、MF井手のパスにうまく相手の背後に抜け、ワントラップから迷わず左足を振り抜いた。15分にはゴール前での相手...    
<記事全文を読む>