3年越しの宿願を果たした。25日に京都市で行われた全国高校駅伝で男子の岡山勢として初の頂点に立った倉敷。栄冠を手繰り寄せたのが、3年連続で大舞台に挑んだ畝拓夢、前田舜平、若林大輝の3選手だ。それぞれに挫折や苦い記憶を乗り越え、師走の都大路にオレンジの旋風を吹かせた。

 2014年、チームは過去最低の53位に沈んだ。1年生ながら1区に抜てきされた前田選手は腹痛に見舞われ区間56位の大ブレーキ。当時の新聞記事は今も寮の食堂に張ってあり、「嫌でも目に入る。あの経験があったからこそ自分は強くなれた」。屈辱と向き合い、スピード練習を常に先頭で引っ張ってきた。

 「都大路の借りは都大路で返す」...    
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