男子の浜松学院は試合開始から全開で飛ばした。前半だけで52―32と松江西(島根)を圧倒し、後半も攻め手を緩めなかった。「横川を必ずコートに立たせる」。けがのためベンチで見守る仲間を出場させるため、リードを広げ続けた。 11月の県予選決勝。横川は接触プレーで右足を骨折した。浜松学院中の全中優勝メンバーで中高6年間支え合ったチームメート。全国もメンバー登録されたが、満足にプレーできる状態ではない。だが、「早い時間帯に勝負を決めれば、横川が数分でも出場できる」と伊藤主将らチームの気持ちは一つだった。

 95―70の第4クオーター残り3分。横川がユニフォームを着ると、ベンチとスタンドが...    
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