聖和学園高女子サッカー部を率いて32年目の国井精一総監督(65)が来年3月末で定年退職する。独創的なパスサッカーでチームを全国屈指の強豪に育て上げ、日本代表(なでしこジャパン)などを数多く輩出した名将は、自身にとって最後の全国大会となる全日本高校女子選手権(30日に兵庫県内で開幕)に臨む。

 「状況に応じたプレーを考えるんだ」。仙台市若林区の同校グラウンドに国井総監督の大きな声が響く。全国大会を控え、パスやシュート練習に打ち込む選手51人の指導にも熱が入る。「私に有終の美を飾らせたいと、チームは盛り上がっている」と目を細める。

 宮城工高、日体大でプレーし、国体などに出場。1975...    
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