13、14日にさいたま市内で行われたバレーボールの全日本高校選手権埼玉大会で、「1試合」だけに全てを懸けた選手がいた。伊奈学園男子バレー部3年生の守屋絢太(けんた)選手(18)だ。腰の分離症を患いながらの限定出場。チームは準決勝で敗れたものの、痛みと戦い、恩師や仲間に支えられて「感謝しかない」と笑顔で最後の大会を終えた。

 埼玉栄との準決勝、守屋選手は今大会初めてコートに立った。プレーできるのは1試合のみ。それ以上続けると体が悲鳴を上げてしまう。久しぶりの公式戦。「伊奈学園でプレーしたいと入学した。“最後は楽しく”との思いをぶつけて緊張もなかった」。声を出して仲間を鼓舞し全力を尽...    
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