女子の常葉菊川は最終5区で島田に逆転を許し、あと一歩で連覇を逃した。負傷欠場した野ケ本主将を「全国に連れて行く」という部員全員の願いは届かなかった。  野ケ本は8月に右足甲を疲労骨折。12月の全国大会に照準を合わせ、回復を目指していた。昨年共に走った鈴木颯は1区区間賞の走りを見せたが、「もう一度、一緒に都大路を走りたかった。申し訳ない」と悔やんだ。野ケ本は大会前にメンバー5人に手紙を渡した。「おまえならいける」。力強い言葉を受けた3区田中は区間賞で期待に応えた。  仲間の必死の走りを見た野ケ本は「悔いはない。ありがとうの気持ちでいっぱい」。泣きじゃくる後輩に笑顔で声をかけ続け、...    
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