昨年九月の関東・東北水害から一年。鬼怒川決壊などで甚大な被害があった常総市は、市民の心ともども、いまだ回復途上。そんな住民たちを勇気づけているのが、県立水海道二高女子ハンドボール部の快進撃だ。被災直後の和歌山国体で準優勝に輝くと、今春の全国高校選抜で初優勝。夏の高校総体も四十六年ぶりに制した。十月に岩手で開かれる国体を制覇すれば、県勢初の「年間三冠」に上り詰める。地元をさらに明るく照らすべく、部員たちは偉業達成に燃えている。

 (越田普之) 鬼怒川にほど近い水海道二高は、水害で大量の泥がグラウンドに流れ込んだ。ボールなど一部の練習用具も水に漬かり、使い物にならなくなった。被災後し...    
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