18日(月)、都内にて『LPGA創立 50周年記念パーティ&LPGAアワード 2017』が行われ、今季「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の2勝を挙げた上田桃子が出席。プレーの強さと内面・外面の美しさを兼ね備えた選手に贈るアワード『LPGA SHISEIDO Beauty of the Year』を受賞した。

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主な受賞理由として「今シーズン3季ぶりの優勝を含む2勝を果たしベテランの強さを発揮。一方、紫外線や寒暖差などの過酷な環境下でも、季目の整った健やかな肌を保つなど美しさへの高い意識が評価。また、出身地である熊本の復興支援など、地域社会との絆づくりを邁進する姿に内面からあふれる美しさが感じられた」ため。ちなみに同賞の選考は、(株)資生堂社内に評価委員会を設立し、厳正に行われる。だが、本人としては「えっ、私!?」という感想だったとか。

「自分でいいのかなという感じですね(笑)若くて綺麗な子が多い中で…でも本当に嬉しいです。優勝する以上に嬉しいかもしれません。長くやってきて良かった。これからも“美”を追求したい」と、驚きと喜びの入り混じったコメントを口にした上田。「お肌だけの保湿には、朝やラウンド前に特にこだわっていたので。その辺りは頑張っていたかな、と思います」と自分なりの受賞ポイントを分析した。

もちろん、この賞はプロゴルファーの大前提でもある“強さ”も評価基準で、2勝を挙げたからこその受賞。そんな1年も本人としては「嬉しさ半分、悔しさ半分」と厳しい評価。「現役でやってる以上、100点になることはないですが、もう少し近づきたいですね」。鈴木愛と並ぶ2017年シーズン最多トップ10入り(16回)は評価ポイントだが、言い換えれば、それだけのチャンスがありながらも2勝にとどまった、と考えることもできる。ゴルフ求道者としては看過できない部分だ。

今年のオフはそれを踏まえて、「どうやったら頑張らないように見えるか」という、これまた難しい課題に挑戦する。「10年間、練習に試合に頑張ってきました。そうして年齢や経験を重ねてきました。これからはどうやって頑張らなくても勝てるようになるかが目指すところです」。“頑張り屋さん”の部分は上田の強さの根っこでもあるが、それが力みにつながってしまったり、オープンウィークに「気を抜いてはいけない」と頑張って怪我につながったりと、今年だけを見れば決して良い部分だけではなかった。2018年シーズンはそうした弱点になり得る部分を削り、これまで培った経験と技術をより生かして、良い意味で“エコ”な勝利を目指していく。

こうして新たなチャレンジをするのは、気持ちを高める効果も理由の1つ。「今年もそうでしたが、この年齢になると今まで経験してきたことがほとんどで、新しいことや挑戦することが減っています。そのなかでモチベーションを保つのは、今年の藍ちゃんを見ていてもそうですが、とても難しいこと。来年は勝利数などの数字よりも、どれだけ心を高められるか。そこにフィーチャーして頑張っていきたい」と14度目のシーズンを見据えた。

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