日本女子プロゴルフ協会は12日(火)、記者会見を開き2018年度のトーナメント規約、規定集の変更を発表した。

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主な変更点としては、これまでツアー優勝者には優勝した翌日から365日の出場資格を付与していたが、当該年度と翌年度1年間の出場資格を付与することとなった。今季、「サマンサタバサレディース」で優勝したキム・ヘリム(韓国)は賞金ランキング81位。来季のシードを獲得できなかったため、翌年の優勝したトーナメントまでしか出場できない。だが、今回の変更により来季以降はヘリムのようなケースでは翌年の出場資格を得ることとなる。

「ツアー優勝者という価値を重んじて」(LPGA)というのが変更理由だ。仮に、シードを持たない選手が開幕戦で優勝すれば、その年と翌年の実質2年のシード権ということになる。ちなみに、国内男子ツアーは、ツアー優勝者には当該年度と翌年から2年間のシード権を付与している。

賞金シード付与にも変更があった。これまでの賞金シードは永久シード選手や出場義務試合数不足の選手を除いて上位50名だったが、来季からは、「実力主義」として繰り下げは行わずに賞金ランキング50位で区切る。また、シード決定時期は最終戦終了時点だったが、最終戦の1つ前の試合(今季は大王製紙エリエールレディス)終了時点の該当者にもシード権が付与される。最終戦の前に一度シード選手を決める形となった。

今季は大王製紙-終了時点で賞金ランキング50位以内に入っていなかったヘリムが、最終戦の出場資格を保持していたため、キムの最終戦の成績次第では50位の大山志保が押し出される可能性もあった。

その他、プロテストに合格していないTPD単年登録者は、優勝もしくは3年連続で賞金シードを有すれば、実技テストを受けずに入会が認められていたが、その期間を短縮。シード権を獲得した翌年度には理事会の決議を経て入会できるようになった。今季の例でいけば、初シードを獲得した三ヶ島かなはTPD単年登録。来年以降は賞金シードを獲得すればプロ入会が認められるようになる。

シーズン中にも発表のあったシード選手以外のTPD登録者を対象としたリランキング制度なども合わせて発表された。

<ゴルフ情報ALBA.Net>