<LPGA新人戦 加賀電子カップ 初日◇7日◇グレートアイランド倶楽部(6,526ヤード・パー72)>

12月7日(木)から2日間の日程で開催される「LPGA新人戦 加賀電子カップ」が開幕。今年のLPGAプロテスト合格者22名が出場する“同期決戦”だが、例年に増して注目度は高い。

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2017年は勝みなみ、新垣比菜らアマチュア時代からプロツアーで実績を重ねてきた選手を筆頭にした“黄金世代(1998年4月〜1999年3月生まれ)”の受験年。同世代は合格者の半数を占める11名が高卒一発合格と順調なプロデビューを果たし、改めて層の厚さを証明した。

黄金世代以外の11名は幾度かの挑戦の末、悲願を達成したわけだが、2017年7月のプロテストで最も人生が変わったのは、来年1月に23歳を迎える三宅百佳だ。どれくらい変わったか…「めちゃくちゃ激変しました」。

香川西高校卒業後は進学を選ばず、プロテストに挑戦するも4度の失敗。その間、最終テストまでに進んだのは1度のみで、今年訪れた2度目のチャンスを1ストローク差で勝ち取った。

2016年までツアー出場は一切なかったが、プロテスト合格者には、合格日から1年の間で開催されるステップ・アップ・ツアーの出場権が付与されるため、8月の「山陰合同銀行 Duoカードレディース」でツアーデビュー。

シーズン終盤には推薦枠で「大王製紙エリエールレディス」に出場し、レギュラー初参戦。「初めてのレギュラーで得るものがあって…そこからのサードQTだったのが良かったです」と、華やかな舞台での刺激も活かし、これまで1度も突破できなかったサードQTをクリア。ファイナルQTでは93位に終わり、レギュラー参戦とはならなかったが、来年1年間のステップ・アップ・ツアーフル参戦権を獲得した。

「今年1年間はすごかったです…怒涛の1年でした(笑)。7月からはガラっと生活が変わりましたから。もし大学に進学していても、もう卒業後の年齢。今年でなんとかしなければヤバイ!と、気持ちの面がいままでとは違ったと思います」

香川県出身だが、現在は兵庫県・加東市に拠点をおいており、1年半前から兵庫で活動する岩本優プロに師事。指導を受けたことで弾道の質も変わり、メンタル面でも「去年と比べれば、広い視野でゴルフを見ることができるようになってきた」と成長。

「大王製紙エリエールレディス」ではコーチがキャディを務めたことで、「二人で課題を見つけていました。特にアプローチの…スピンをかけて止める、フェースを開いて距離を抑えるなど…引き出しが全然足りない。今年のQT順位はいまの実力だと思う。来年こそ上位につけたいので」と、オフの取り組むべき課題も見つかった。

初のレギュラー参戦では、「ボミさんの横でパターが出来たのがすごく嬉しかったです(笑)」と憧れの選手と同じフィールドで戦う夢は叶えた。来季の目標は「ステップ・アップ・ツアーで1勝したい。そして顔を知ってもらいたいです!」。同期の“黄金世代”と比べて年齢は上だが、プロとしてのスタートラインは一緒。ここからのプロ生活に、いままでの知名度はもう関係ない。

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