<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>

賞金ランク2位の宮里優作に約1700万円の差をつけ、賞金王に一番近い位置でこの最終戦を向かえた小平智。しかし、初日に出遅れるとそれを最後まで挽回できず、この日は3つスコアを伸ばしたもののトータル3オーバー21位タイでフィニッシュ。試合はトータル15アンダーで宮里が優勝、逆転を許した小平は賞金ランク2位で今シーズンを終えた。

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つかみかけた賞金王の称号。悔しさはあるが、小平は報道陣の前でどこかサッパリとした表情を見せた。「最後、いいプレーで優勝されたので、優作さんは本当に凄いと思う」。選手会長としてツアーを引っ張りながら、プレーで結果も残した宮里に賞賛の言葉を送った。「アイアンは良かったのですが、やはりまだティショットに課題が」。これまで自分を支えてきた正確無比なドライバーショットは最後まで戻らず、自分のプレーができないまま最終戦を終えた。

この結果に対して「悔しさもありますが、嬉しいほうが大きいですね。また来年、これをバネに成長できると思う。賞金王を獲ったらなまけてしまうかもしれないけど、2位だと気が引き締まる。やらなきゃいけない、自分の中で芽生えたので今回はすごくいい経験になりました」。複雑な気持ちはあるが、前向きに捉え今後のゴルフにつなげていく。

JGTOの試算によれば、この結果でも小平は世界ランク50位以内に入る見込み。このまま、2017年最終時点(今年は12月25日)でその位置をキープできれば来年4月の海外メジャー「マスターズ」への切符を手にできる。今年最後の出場試合となる再来週のアジアツアー最終戦「インドネシアンマスターズ」で結果を出して50位以内を確定させたいところだ。

マスターズ出場は自身の至上命題で「ランキング50以内には入れれば出られる試合も多くなる。自分より上手い選手たちがいるところに飛びこみたい」。気持ちを切り替え、インドネシアでは上位フィニッシュを狙う。

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