<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目◇25日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>

首位テレサ・ルー(台湾)に2打差の2位で、第3ラウンドをスタートしたイ・ミニョン(韓国)。今大会で優勝して、賞金ランキングトップの鈴木愛が単独15位以下なら、ミニョンが賞金女王を獲得する。注目のラウンドは、5バーディ・ノーボギーでトータル11アンダーとした。だが首位のテレサも5アンダー・ノーボギーで回り、2打差を詰めることはできなかった。

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「今日は実力以上のプレーができたと思います。18番のバーディパットは、難しい下りのラインで3メートル。入ったときは鳥肌が立ちました」とミニョン。本大会の優勝は狙っているが、賞金女王は考えていないという。優勝を狙うのは、メルセデスランキングのトップを狙っているから。明日、テレサに追いついて優勝をするには、この18番のパットを入れなくちゃいけないという強い思いがあったのだ。それだけに緊張を強いられたのだろう。そして「メルセデスランキングのトップを狙うのは、3年間のシード権と副賞の車がほしいから」と、照れながら話した。

この日は同組のテレサがバーディを取れば、ミニョンが取り返す。ミニョンが取れば、テレサが取り返すといった展開が続いた。「ドライバーは持ち球のフェードが、しっかり狙ったところにいっていました。アイアンショットで左に出るミスがありましたが、何が悪いのかは分かっているのでスグに修正しました」。

悪いクセとは、右足に体重が残ること。ミニョンは、トップから手元を左腰に向けて少しカット軌道で振り下ろし、フェード球を打っている。右足に体重が残ると腰の回転が止まって、手打ちになって引っかける。逆球のミスは致命的な場面を生みかねない。だが、グリーンを外してもショートゲームでしのぎ、ボギーを打つことはなかった。

明日の最終日も、最終組でテレサとのラウンドだ。「テレサはテンポがとてもいい。そういうところを学びたい」と笑顔で語りながら、明日は17アンダーまで伸ばすと表情を引き締めた。

ミニョンが目指すのは優勝。優勝すればメルセデスランキングのトップは手にすることができる。でも、それだけじゃない。3日目を終えて鈴木愛は13位タイに位置している。鈴木は歯車がかみ合わず、フラストレーションがたまるラウンドが続いている。ミニョン本人は考えていないというが、賞金女王だって手に入れることになるかもしれない。

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