<カシオワールドオープン 2日目◇24日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>

現在賞金ランク79位、なんとか第2シード圏内に入っている“旅人”ゴルファーが上位にきた。39位タイから出た川村昌弘が、この日のベストスコア“67”をマーク。スコアを5つ伸ばし、トータル4アンダー6位タイに急浮上した。

うれしいツアー初優勝!ウイニングロードを歩く川村昌弘!
プレーが噛み合わず、苦難の日々が続いていた。「最近はずっと調子がいいのに何でだろう?という感じでした。今日は噛み合ったにつきます。これだけ追い込まれると何とか噛み合うもんだなと思います」と、笑顔で話した川村。この日はフェアウェイキープ率が71.43%で全体の6位タイ、パーオン率が88.89%で2位タイ、安定したショットでチャンスを量産し、そのほとんどを決めた。

シード権のことは気にしてはいなかった。しかし、「自然と周りが教えてくれますね(笑)良い時も悪い時も。今年が悪くてもこの世の終わりではないので。試合はどこでもできますから」。周りに気を使われることに、逆に疲れもしたという。

もしシード権を確保できなくとも、QTに出る予定はないという。「予選会に2週間使うなら試合に出たい」のがその理由。来週は、アジアと欧州の共催大会「アフラシア銀行モーリシャスオープン」に出場予定で、その後は12月7日開幕の南アフリカで開催される「Joburg オープン」、そして14日開幕のアジアツアー最終戦「インドネシアマスターズ」の3戦に出場する予定。モーリシャスは昨年12位、一昨年は5位に入っており相性もバツグン。アジアのシードは、この大会で決めるつもりだ。

「今週は優勝するつもりですが、(勝っても)最終戦には出ません」。日本のシードに固執するつもりはなく、しばらく日本ツアーから離れることも頭にあったという川村。インドネシアの次は、インドツアーの試合に出るプランもあるのだとか。

ただ、日本のシードは、「周りが喜んでくれるので、家族やお世話になっているスポンサーが」と、この試合でできれば確保したいところだろう。海外が好きで、試合が好きな世界を股に掛ける“旅人”ゴルファー。シードの重圧などどこ吹く風で、自分の好きな道を歩み続ける。

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