<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇23日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>

これが女王となるものの落ち着きか。国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の初日、この大会で単独6位以上に入れば賞金女王戴冠が決まる鈴木愛が1イーグル・1バーディ・2ボギーの“71”でラウンド。首位と3打差の1アンダー・7位タイと上々の立ち上がりを見せた。

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賞金ランク2位につけるキム・ハヌル(韓国)との2サムで直接対決の初日。序盤からバーディを重ねるハヌルに対し、鈴木は「前半はかみ合わなかった」と6番でボギーが先に来る展開。気が付けば、後半10番の時点でハヌルとは6打もの差がついていた。

それでも焦りは少なかった。「ハヌルさんは多少は気になりますし、すごくショットが良くてパターが入っていて差を感じていました。だけど、私だってこのまま終わる気はなかった。必ず伸ばして上がる」。すると、11番(パー5)、残り231ヤードから3Wで放った2打目を4mにつけ、値千金のイーグルを奪取し一気にアンダーパーへ。その後もバーディとボギーが1つずつと安定感のあるゴルフを見せて「納得できる初日」とうなずいた。

如何に良いスタートを切れるか。それがこの試合のポイントだった。「普段通りに行こうと思っても、流石の私でもプレッシャーを感じる時はあります。特にそれは初日と最終日に感じるもの」。

その想いはウェアにも表れた。「今日は大事な日だと思ったので、好きな色で縁起の良いグリーンを選びました。ここまで風が強いと思ってなかったので、さすがに寒かったですが(笑)」。普段はゲンをかつがない鈴木にしては非常に珍しい。その成果もあったか、ハヌルとはわずか1打差。ライバルを射程圏内に捉え、2日目を迎える。

「明日と明後日はしっかりプレーできると思います。そこで、どれだけ伸ばすかが大事ですね」。ここまではプラン通り。女王に最も近い23歳は、着実にその座へと近づいている。

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