<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,550ヤード・パー72)>

愛媛県にあるエリエールゴルフクラブ松山にて行われた「大王製紙エリエールレディス」。鈴木愛、上田桃子、全美貞(韓国)といった終盤戦に相応しい実力者による争いを制したのは、トータル17アンダーまで伸ばした申ジエ(韓国)だった。

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12アンダー・2位タイで最終日最終組に入ったジエは「今日は6アンダー出す」と目標を立ててスタート。すると、1番でセカンドショットをピンに絡めて“おはようバーディ”、さらに2番では4mを沈めて連続バーディを奪取。さらに1つ重ねて折り返した10番から3連続バーディ。「流れに乗れました」と一気に首位に立つ。

「上手くいきすぎていた」ジエに釘を刺したのは13番の3パットボギー。「緊張しなさい、と言われたんだと思う」と気を引き締めると、その後はバーディとボギー1つずつでしのぎ、猛チャージをかける猛者たちを並ばせず。今季2勝目を飾った。

活力はファンの声援だった。「この寒さの中でも応援してくれるギャラリーの方々がたくさんいました。私にとって賞金女王を狙うには優勝しかなかった。ファンの方々にその諦めない姿を見せたいと頑張りました」。最高気温10.3℃。時折吹く冷たい風が頬を打ち、文字通り“凍えそうな”中、勝利への後押しをしてくれた5,375人のギャラリーに感謝の意を示した。

しかし、喜びに浸るジエに水を差す、残念なニュースが届く。ジエが女王になるためには、最終戦で優勝し、且つ鈴木が最終戦を棄権・失格・欠場で獲得賞金0円の場合のみ(最終戦は予選落ちがないため)。つまり女王戴冠がほぼゼロに近いことを知らされたのだ。

それでも前を向く。「今初めて聞きました…。でも来週の試合も頑張ります。諦めたくない!たとえ1%のためでも。もしトップを獲れなかったとしても、1つでも上の順位を目指して、優勝目指して頑張りたい」。最後まで闘志あふれる姿を見せる。ファンへの誓いを新たに、2週連続優勝へ駆け抜ける。

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