<ダンロップフェニックス 3日目◇18日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>

レジェンドの心配を吹き飛ばすビッグスコアを見せた。賞金ランキング2位の宮里優作は、予選通過最下位の58位タイで決勝ラウンドに進出。第3ラウンドは1イーグル・6バーディの“63”と、この日のベストスコアで回り、トータル4アンダーの16位タイに浮上した。

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インスタートの宮里は11番(パー3)、12番(パー4)を連続バーディとすると、323ヤードの13番(パー4)は、1オン狙いでドライバーを握った。「サンドウェッジよりもコントロールが良かった」とグリーンをとらえ、ピンそば30センチについてイーグル。その後も4つのバーディを奪い順位を上げた。

「やっと地に足がついた感じ」での”63”。予選ラウンドは松山英樹、ジャンボ尾崎と最注目組でのプレー。体調不良も重なり「地に足が着かない」状態で、初日はバーディを1つしか奪えず“76”の75位タイと出遅れた。2日目も調子が上がらず、最終18番(パー5)で5メートルのバーディパットをねじ込んで、やっと予選を通過した。「2日間、思うようなゴルフができなかった。ショットも何も手が出なかったが、あきらめないでああいうのを(2日目の18番のパット)入れて、今日につなげることができたのが良かった」と、1打の大切さを痛感するとともに、「あの2日間があったから今日があったと思います。良い経験になりました」と、同伴者に感謝した。

調子が悪い中でもスコアをまとめる松山の力を見た。誰もマネできないようなショートゲームでの尾崎の技を見た。それに加えて、尾崎からは激励もあった。予選ラウンドで調子の上がらない宮里に対して、ジャンボ節が炸裂。ボギーを打つたびに「ナイスボギー!」。初日に1つだけだったバーディに対しても、「俺(3バーディ)の半分もバーディ獲っていないな」とも。初日ホールアウト後、報道陣には”67“で回った松山のことを称賛しながら、「優作はダメだね。そうやって書いてやって」と、メディアを通じてハッパをかけた。

2日目を終えてギリギリ予選通過したことに対して尾崎は、「あんまり心配させるな。俺のせいでなったみたいじゃないか」と本音をポロリ。すかさず「それはないです」と返したが、この日のプレーは尾崎の心配を払拭させるのに十分の内容だっただろう。
 
約2000万円差で賞金ランキング1位を走る小平智が第2ラウンドの途中に棄権しており、差を詰める絶好の機会。「とにかく自分が良いプレーをするだけと心掛けています。こうやって良いゴルフができると思うし、集中してやりたい」。賞金王レースにもつながる大事な1日となった。

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