<大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,550ヤード・パー72)>

今大会で優勝し、同2位のキム・ハヌル(韓国)が単独6位以下なら最終戦を待たずして「大王製紙エリエールレディス」で賞金女王戴冠が決まる賞金ランク1位の鈴木愛。2日目は、「何も上手くいかん」と足踏みしたが、3日目に6バーディ・1ボギーの“67”とスコアを5つ伸ばし、トータル11アンダーの5位に浮上。首位とは3打差と、再び優勝争いに名乗りを上げた。

鈴木愛がフォーマルウェアで川岸史果との貴重な2ショットを披露
今日も出だしの1番でバーディを先行させたが、「前半は中々入らなかった」という展開だった。だが、7番で5mのバーディパットを沈めて流れを変えた。「最初フックで、途中からスライスする読みづらいラインでした。自分の思った通りに打てて、転がりも良かった。全てが完璧な1打だった」。このバーディを皮切りに3連続バーディ、さらに折り返してからも2つ重ねてホールアウト。ムービングデーにきっちりと上位進出を果たした。

完璧なパットを呼び込んだのは、岡本綾子の金言だった。「昨日、岡本さんに“アドレスの時にボール位置が遠いのでは?”と言われました。私も同じことを思っていました。良い時は足首に体重が乗っている感じがありますが、昨日は真ん中からかかとに乗っている感じ。なのでボール位置は変えませんでしたが、体重をかける位置を変えました。そうしたら構えたときの見え方がかなり変わりました」。かつての賞金女王が、次世代の女王候補の背中を押した。

今大会の結果で女王戴冠となる場合の対象となるキム・ハヌル(韓国)は、現在トータル3アンダーの34位タイ。鈴木の順位に関係なく、来週に持ち越しとなる単独6位までは8打差と厳しい状況で、鈴木が優勝すれば、初めての賞金女王となる可能性は限りなく高い。

「もちろん優勝できればいいですが、先週よりもショット、パットともに良くなってきているので、この状態で最終戦に入れるようにしたい。良いプレーをしてもスコアにつながらないこともあると思うので、とにかく良いショット、良いパットすることを心がけて明日は戦っていきたい」と、最終日を見据えた鈴木。自分にできる最高のゴルフで天命を待つ。

※鈴木愛の今大会での賞金女王戴冠条件
 鈴木愛が優勝且つキム・ハヌルが単独6位以下
 鈴木愛が単独2位以下なら来週に持ち越し

<ゴルフ情報ALBA.Net>