<ダンロップフェニックス 初日◇16日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>

国内男子ツアーは、この「ダンロップフェニックス」を含め残り3試合。いよいよ、賞金王争いは佳境に入っている。初日は賞金ランク上位の選手たちの明暗が分かれた。

松山&石川、ラウンド前のなごやかな1コマ
上位で滑り出したのは賞金ランク4位の飛ばし屋、チャン・キム(米国)と5位の今平周吾。キムは先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は第2ラウンドスタート前に腰痛で棄権し、今週の出場も危ぶまれたが、懸命のケアにより無事に出場。インスタートのキムは11番、12番で2つのボギーが先行したが、「段々調子が上がってきて結果的にいいスコアで上がれました」と、13番以降は6つのバーディを奪い、6バーディ・2ボギーの“67”、4アンダー4位タイにつけた。「今日はなるべくしっかりケアをしたい」、状態には不安が残るが、好スタートを切った。

賞金王を取るためには残り試合での優勝が絶対条件の今平は、先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で「狙うとしたら来週ですね」とこの試合に照準を合わせて乗り込んできた。その言葉通り、初日はパーオン率100パーセントの数字が示すようにショットが安定。「ピンチの無いゴルフでした」と4バーディ・ノーボギーの”67”で、キムと同じく4アンダーをマークして4位タイ発進。ランク首位の小平智とは約6000万円の差があるが、「明日もこの調子を崩さずにいきたい」と賞金王争いに名乗りを上げるつもりだ。

賞金ランク3位の池田勇太はイーブンパーで34位タイ。インコースからスタートすると、折り返して終盤の7番までに3オーバーまでスコアを落としていたが、7番パー5でイーグル、8番でバーディを奪い、イーブンまで戻しフィニッシュ。「入ったなと思うのが4回ぐらい蹴られた」と運に見放されてしまっていたが、終盤の巻き返しに「チャンスを神様が与えてくれた。そう考えて明日イチからスタートする」と気を取り直していた。

賞金ランクトップを走る小平智は1オーバーの49位タイと出遅れ。「運も悪いし、付く位置も悪い。良い一日ではなかった」とノーバーディに終わってしまった初日を振り返っていた。「バーディを獲らないとダメ。今日もボギーは一個だけでしたが、明日もボギーは打たないようにマネジメントはしっかりしていきたい」と前を向いた。

一番出遅れてしまったのは賞金ランク2位の宮里優作。この日は5オーバー75位タイ、15年に制した大会だがショットが乱れ15番のセカンドショットなど、フィニッシュの前にクラブから手を放してしまう場面も多くみられた。「今日は体のコントロールがまったく出来ませんでした。体がだるくて全然ゴルフにならなかった」、この日の朝から体調が悪くそれがプレーに大きく影響した。「バタバタしてもしょうがない。いつも通り、今日のことは一回忘れて」心機一転、明日に臨む。

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