<大王製紙エリエールレディスオープン 初日◇16日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,550ヤード・パー72)>

今季の優勝者や今週終了時の賞金ランク25位以内等、選ばれた者しか出場できない最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を除けば、16日(木)に開幕した「大王製紙エリエールレディス」が多くの選手にとって最後の戦い。そんな中、現在賞金ランク66位とシード落ちの危機に瀕している原江里菜が、2アンダー・15位タイと順調な滑り出しを見せた。

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「ショットはずっといいですし、先週よりもパターが入ってくれた」と、笑顔で引き上げてきた原。スタートホールの10番では奥5mを沈めてバーディ、次の11番では3打目を50cmにつけるなどショット、パットの両方で流れを作った。「もったいなかったホールが2つあって。どちらかが入ってくれていれば…」と話せるのも、しっかりとチャンスにつけられているからこそ。

来季から導入されるリランキング制度。選手間の競争を促す目的で年に2回(6月4週と9月4週を予定)、シードを持つ選手を除く選手で獲得賞金が多い選手から出場優先順位が上がる。また、導入に伴い、これまで賞金ランク50位までに与えられていたシード権だけでなく、51位から55位までに第1回リランキングまでの出場権が与えられることとなった。

この新制度導入を原江里菜は歓迎する。「もちろん50位以内に入れれば最高ですが、最低でもQTに行かなくても良いようにしたい。今年から55位までの選手がQTに行かなくて良くなったので、このタイミングでラッキーだなと思います」。自分が厳しい状況に置かれたタイミングで、この制度が導入されたことは幸運に他ならない。

何より今大会での“QTに行かなくても良い”ハードルが下がったことが嬉しい。「今週は3位以上が目標です。2位じゃないのは、私が考えるに2位はほぼ優勝するためのプレーが必要で、且つ運も必要になってくる。でも3位なら自力で何とかなるところもある。だから3位以上です」。賞金ランク50位以内に入るための最低条件は単独2位以上。だが、55位以内と考えるならば単独5位が最低条件と、グッと可能性が広がる。

もちろんQTに行く覚悟もできており、「行っても良い成績を残せる調子にはある。この状態なら、またこの舞台に戻って来られる」と自信もある。それだけハッキリ言い切れる状態だからこそ、この好発進を無駄にするわけにはいかない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>