<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇12日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>

賞金総額2億円をかけた「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。シーズン佳境を迎え、賞金王争いだけでなく賞金シード権争いも熾烈だ。ほぼ全試合に出場できる第1シード(上位60位)と出場優先順位が下がる条件付きの第2シード(上位61〜75位)までが来季のシード選手となる。

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2008年から9年連続シード権を保持する山下和宏は、今大会前は賞金ランキング62位と第1シード漏れの可能性もあった。この日は2ストローク伸ばし、トータル7アンダー23位タイで大会を終えた。

「疲れが出て。ショットが飛ばなかったけど、アンダーパーで回れたので結果的には良かったかな」。寒さと風に晒された4日間のラウンドに疲れを見せるも、集まったファンたちには笑顔で対応していた。今大会で賞金約182万円を獲得してランキング57位に浮上。第1シードの獲得圏内に食い込んだ。

「まずは、あと2試合を頑張って乗り切っていこうと思っています。残りをまっとうして、シード権をちゃんと取れるように」。第1シードを確実にするため、今季出場資格を持つ残り2試合で上位を狙う。

また、初シードを狙う出水田大二郎は、11位タイから上位進出を目指したが、この日は3つ落として36位タイ。それでも賞金102万円を加算して、賞金ランクは63位から61位に上がり、第1シードも見えてきた。

3年連続シード保持中の正岡竜二は、今大会前の賞金ランクは74位。最終ラウンドで5つスコアを伸ばして28位タイでフィニッシュし、ランキングは70位に浮上。第1シードまではさらに上積みが必要となる。

その他、シード権獲得が危ぶまれる川村昌弘は、初日に5位タイ発進だったが47位タイで4日間を終えた。賞金ランクは変わらず78位。2年連続シード権を保持する小林伸太郎は40位タイに終わり、同ランク101位と厳しい状況だ。

また、ツアー通算8勝のベテラン・深堀圭一郎は、生涯獲得賞金25位以内の資格で今季を戦いシード復活を目指しているが、今大会は40位タイで終えて同ランクは88位に。第2シードのラインとなる75位まで、現時点で約333万円差。残り試合にすべてをかける。

出場人数が30人に絞られるツアー最終戦「日本シリーズ」を除き、残り2試合。来季熱戦を繰り広げるメイン選手たちは誰になるのか、1打たりとも気が抜けない戦いが続く。

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