<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇11日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>

今季4勝目を目指す選手会長がムービングデーに優勝戦線に名乗りを挙げた。晴天に恵まれたが、ここ3日間で一番強い風が吹いた3日目。10位タイから出た宮里優作は「風で距離感を合わせづらかった」と苦戦しながらも、3連続を含む7バーディ・2ボギーの“67”をマーク。5つスコアを伸ばしトータル11アンダーで3打差の3位タイに浮上した。

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この日は4つのパー5すべてでバーディを奪取。3番と6番のパー5では3打目でピンまで38ヤードの繊細な距離感が求められる距離が残ったが、それぞれ1メートルと50センチにつけてバーディを奪った。「今週はパー5の3打目で40〜50ヤードの距離が残ると思って、その距離ばかりを練習しました。やればできるじゃん(笑)」と作戦がハマった。

この距離に以前は自信がなかったが、ショートゲームの巧さに定評のある48歳のベテランを参考にした。先週開催された「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の練習場で藤田寛之のアプローチを見て手首の「コックを早めにいれる」とこをマネしたところ、クラブヘッドがしっかり上から入り距離感が出しやすくなったという。藤田に何かを聞いたわけではなく、「見て盗んだ(笑)」という。ホールアウト後、練習場に向かう途中で藤田とすれちがい「ありがとうございます、先生!」とお礼をのべたが、藤田はキョトンとしていた。

今大会16回目の出場となる宮里。アマチュア時代に2回、プロ入り後も4回トップ10入りをはたしていてコースとの相性は良い。賞金王を目指す宮里は、現在賞金ランクトップを走るチャン・キム(米国)を約1600万円で追いかけている。キムは昨日腰痛で棄権しており、2人以下の2位タイまでに入れば、小平智ら他の選手の成績にもよるが、10月の「HONMA TOURWORLD CUP」終了時点以来のトップに返り咲くことも可能だ。

明日は2000年、09年に続きこの大会3度目の最終日最終組。過去2回は共に“75”を叩き優勝を逃してしまっているが、3度目の正直となるか。「今週は普通にやればいいスコアが出ると思っています。シンプルにやれれば」。余計なことは考えない、最後まで“普通”にプレーできれば今季4度目の栄冠はきっと手に入るはずだ。

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