<伊藤園レディスゴルフトーナメント 初日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(6,741ヤード・パー72)>

米女子ツアーの来季出場資格をかけたファイナルQT(予選会)への出場を断念し、来季は国内ツアーに専念することを今大会の開幕前に明かした川岸史果が、4アンダー4位タイの好発進を決めた。

【スイング解説】父譲り!?飛ばし要素が満載の川岸史果
前半の4番(パー4)で4パットのダブルボギーを叩いたことで、「イラッとしてスイッチが入った」とギアチェンジ。その言葉通り、5番から3連続バーディを奪い一気にアンダーに潜ると、後半9ホールでも3つのバーディを奪取。終わってみると、6バーディ・ノーボギー・1ダブルボギーの“68”をマークした。

トータル距離が昨年より102ヤード伸びて6,741ヤードとなり、1988年のツアー制施行後の公認競技では史上最長のコースとなった今大会。初日の首位タイに立った佐伯三貴も「ほんとに嫌だ」と愚痴るほど、ほとんどの選手が“長くなった距離”に悩まされているが、川岸にとっては「距離が長いほうが私にとっては有利」と逆にアドバンテージだ。2日目以降のプレーについても、「パー5でしっかりバーディを獲っていけば毎日60台が出ると思うので、パー5でのバーディと長いパー4をパーセーブできるかがキーポイント」と飛距離を活かした戦いを思い描いている。

初日は鈴木愛、キム・ハヌル、イ・ミニョン(ともに韓国)の賞金ランクトップ3対決が話題になった。賞金ランク7位の川岸にも賞金女王の可能性は残されていることを振られると、「賞金女王を目指すというよりは、1億円を突破したい」とキッパリ。男子ツアー通算6勝を誇る父・良兼からは、「(1億円稼ぐと)凄い税金を取られるから、税金対策はしっかりしろと言われた(笑)」ことを明かしつつ、使い道については「いつか行くアメリカ行きのための資金として貯めておきたい」と話した川岸。今季ドライビングディスタンスで、256.33ヤードの2位につけるほどの豪快なプレーからは想像できないほど、性格はしっかりしているようだ。


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