<三井住友VISA太平洋マスターズ 初日◇9日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>

静岡県の太平洋クラブ御殿場コースにて、本日9日(木)より開幕した「三井住友VISA太平洋マスターズ」の初日。この日、川村昌弘が8バーディ・2ボギーの“66”をマークし、6アンダーで今季自身ベストとなる5位タイ発進を決めた。

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「前半はチャンスばかりだったので、むしろもっと良いスコアで回れたかな。パターが上手く入らない所もあったけど、ショットが良かったのでピンチが少なかった」とこの日のプレーを振り返えった川村。今季9度の予選落ちを乗り越え、ようやく掴んだ復調の兆しに「この1ヶ月ほど調子が良くて。調子とスコアがやっとかみ合ったから、“次だろう”と思って地道に努力してきたのが良かった」と晴れやかな表情を見せた。

ツアー終盤でようやく調子を取り戻してきたものの、現在賞金ランクは78位。来季ほぼ全試合への出場権が与えられる第1シードを獲得できるのは同ランク60位まで。残りの試合で更なる上積みが必要となる。

しかし、「賞金ランクは全然意識していません。むしろ、周りのほうが心配してくれるくらい(笑)」と当の本人は意にも介さない。「世界中どこでもゴルフのトーナメントは行われているし、日本だけでなく、どの試合でも優勝を目指してやれれば良いなと思っています」。

2013年の「アジアパシフィックパナソニックオープン」の優勝で掴んだアジアンツアー出場権を生かし、世界各地の試合に臨んできた川村だからこその前向きな姿勢だ。2015年には「全米オープン」の舞台を踏み、翌年のアジアンツアー「インドネシアマスターズ」では2位に入るなど世界をまたに戦ってきた。そこに試合があれば場所は関係ないのだ。

「今年も14カ国くらい回ったかな。最近調子も良くなって、ようやくゴルフを楽しめるようになってきた。シード権を目指すというより、目指すのは優勝。やるだけやってだめなら、その時に考えます」と潔い言葉を残した“旅人ゴルファー”。迷うことなく、ただ明日の戦いに挑むのみだ。

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