国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の最終日。首位と3打差の単独2位から出たチャン・キム(米国)が1イーグル・3バーディ・3ボギーの“69”でラウンド。トータル6アンダーで池田勇太とソン・ヨンハン(韓国)を1打上回り、今季3勝目を挙げた。

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この勝利はキムにとっては予想だにしないものだった。先週は中国で開催された「WGC-HSBCチャンピオンズ」に参戦。今大会には強行軍での出場とあり、「体は本当に疲れていたし、開幕前は練習場でショットの調子も良くなかった」とコンディションは万全と言い難かった。そんな状態で勝てたことには「本当に嬉しい」と疲れた表情で笑っていた。

開幕前は悪かったショットも「日に日に良くなってきたし、自分に期待しないでプレーしたのも良かったのかな」と勝因を自己分析。シーズン開幕前は「3勝できるなんてまったく思っていなかった」というキム。この優勝で4,000万円を獲得し、賞金ランク首位に浮上を果たしている。

クラブセッティングは、前回の優勝時(7月のセガサミーカップ)から若干の変更があった。「前回の優勝のときと違うのは『i200』の3番アイアンを入れたこと。クラブの刻印は3だけど、ロフトを18度にして2番アイアンとして使っています」とのことだ。

また、ウッド2本のシャフトも米国フジクラの『ATMOS TOUR SPEC』のブルーからブラックに変更。「より先端がしっかりしたものにしたので、振りにいったときに振り負けない」と語り、今大会も4日間の平均328ヤードと、他を圧倒していた。

フジクラのプロ担当によれば、キムの今季3勝はすべて異なるドライバーシャフトなのだとか。また、「最近、男子ツアーではあまりの飛距離に彼のスイングを真似する選手が増加中で、特に飛距離の源として、切り返し時の左足の動きが注目されています」とのこと。規格外の飛ばし屋の動きは、今後、日本の男子プロにどんな影響を与えるのだろうか。

【チャン・キムのクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:PING G400LST
(8.5°、米国フジクラATMOS TOUR SPEC BLACK 7-X、43.5インチ)
3W:PING G400(14.5°、同ATMOS TOUR SPEC BLACK 8-X)
2I(3I):PING i200
3I〜PW:PING iブレード
A,SW:タイトリスト ボーケイSM6(54,60°)
PT:PING SIGMA-G ANSER
BALL:タイトリスト Pro V1x

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